2021/03/30

帰化と住民税の修正

帰化要件では住民税をしっかり払っているのか?を問われます。

適切に住民税が課税されていない場合は修正申告し、未払の税金を納めることで要件は満たされます。

では、修正申告はどのようにすればいいのか?

会社員の方は、住所地管轄の税務署で確定申告します。

自営業の方などで、確定申告を済ませている場合は修正申告となります。

会社員の方は、その年に源泉徴収票を提示し修正内容を伝えてください。

例えば、海外の両親を扶養家族から外したい場合は、そのように伝えてください。

自営業の方で、確定申告を済ませている方は、その年の確定申告書の控えを提示し、修正内容を伝えてください。

税務署での確定(修正)申告が終わると、その情報が住所地の市町村に渡されます。

後日、市税事務所などから未納分の納付書が届きます。

納付書が届くのには数か月を要しますので、急ぐ場合は、管轄の市税事務所の窓口へ直接行きましょう。

確定(修正)申告書の控えを提示すると、通常はその場で未納分の税金を納めることができます。