2021/03/30

帰化と住民税(会社員の場合)①

帰化要件では住民税をしっかり払っているのか?を問われます。

直近1年分(場合により2年分)の住民税がきちんと払われてなければなりません。

会社員の方は通常給料から控除(天引き)されていますので心配いりません。

一度、給与明細書をご確認ください。

給与明細(見本)

給与明細書の控除項目欄にある、住民税に金額が記載されている場合は、きちんと払っていることになります。

会社員の方でも給料から控除(天引き)されていないケースがあります。

  ケース①

   課税される住民税がない。つまり、払うべき住民税がないということです。

   住民税の計算は、前年の1月から12月までの収入に対して課税されます。

   前年度の収入があっても、扶養(家族)人数が多いなどで結果的に非課税となる場合があります。

  ケース②

   住民税が転職などの理由により、普通徴収になっている。

   住民税を収める方法には特別徴収と普通徴収があります。

   特別徴収とは会社が従業員の給料から住民税を預かり、納付します。

   普通徴収とはご自身で納付します。